当院のブログを読んで頂きありがとうございます。
昔、私がまだ修行させて頂いていた頃は現在よりも高齢者の方を施術する
機会がとても多かったものです。
その高齢者の方達は皆、総じて早起きで朝院が開院する前から
待合室で世間話をしていたものです！
何故？
高齢者の方々は早起きなのでしょうか？
実はこれには医学的なある理由があったんです！
そもそも睡眠には様々なホルモンが関連していて、
その中でも脳の松果体から分泌される「メラトニン、」が
言わば睡眠薬のような役割をしているんです！
「メラトニン」は体温を下げて細胞の活動を低下させ眠りを誘うホルモンということです！
この「メラトニン」の分泌量は１０代でピークを迎えてそれ以降
徐々に減ってきて３０代後半になると分泌量が一気に減少してしまうそうです！
中年になって寝つきが悪くなるのはそのためだったんです！
そして、
寝つきが悪くなるとどうなるのか「レム睡眠（浅い眠り）」と「ノンレム睡眠（深い眠り）」
のリズムが狂い始めます！
１０代～２０代の若い時はノンレム睡眠（深い眠り）が大半を占めているんですが、
加齢とともにレム睡眠（浅い眠り）のわ割合が多くなってくる、
高齢者が「眠りが浅い」と感じるのはそのためだったんです！
そのため、
眠りが浅いせいで起きる時間も速くなってしまう・・・
ということなんです！
それならば、「メラトニンが出来るだけ多く分泌されるようにすればいいんじゃないの？」
と思われるかもしれません！
メラトニンは実は光の刺激を受けると分泌量が抑制されてしまうので、
明るい部屋にいるとなかなかメラトニンが分泌されない・・・
ですので、
寝る１時間前くらいから部屋を暗めにしたほうがメラトニンの分泌を増やせるかもしれません、
私自身も実験的に行ってみたいと思います（笑）
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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