あんどう接骨院のブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は患者さんからよくある質問でもとても多い「骨をボキボキ鳴らしても大丈夫なの?について、
私なりに書いていきたいと思います。
骨が「ボキッ」と鳴る、これをクラッキングと言います。
なぜ?「ボキッ」と鳴るのか?
人間の関節と関節の間には関節包という組織があるのですが、そこには、滑液という関節の柔滑油の役割をしたり、
軟骨に栄養を与えたりするとても大切な体液があります。
その関節に強い圧力をかけることにより、その滑液の中にある気泡が弾け「ボキッ」となるのです。
カイロプラクティックや激しい矯正をする整体などで、「ボキボキ」鳴らされるのは、
関節に強い圧力を加えられることによるものです。
では、その「ボキボキ」鳴らされるのは大丈夫なのか?
昔、自分の指を引っ張って関節の音を鳴らすと指が太くなるというのを、聞いたことがありませんか?
それは、何度も関節が鳴らされることにより、関節包や靭帯に強い刺激がかかります。
すると、そこを補強しようと生理的な現象が起きて太くなると言われています。
カイロプラクティックや整体で「ボキボキ」された関節、首・骨盤・腰の骨も太くなるのでは?
という疑問も浮かぶと思います。
しかし、私の今までの18年の臨床経験や他の先生方の術後の経験を聞いても、
矯正された箇所の骨が太くなったという話を聞いたことがありません。
そういったことから、矯正された骨、関節が太くなるのではと、過度に心配しなくても大丈夫だと思います。
その反面、たくさん「ボキボキ」鳴らすと関節包内に気泡が溜まりやすくなり、
すぐに「ボキボキ」鳴りやすくなったり、靭帯が緩み危険と警報を鳴らす医術者もいます。
実際、私の学んだカイロプラクティックの学校でも、権威のある先生が矯正(アジャスト)しても、
骨が動くのは数ミリと言ってました。
以上のことから、あまり「ボキボキ鳴らす」のは良くないと思います。
ただ一つ留意して頂きたいことがあります。
それは、当院では意図的に「ボキボキ」鳴らす施術は行わないのですが、
ソフトな施術でも患者さんの状態により鳴ってしまう場合があります。(本当に稀ですが・・)
もし、当院で「ボキボキされのでは?」と心配されているのであれば、心配無用です。
繰り返しになりますが当院では、「ボキボキ鳴らす、」ことを目的とした施術は行いません。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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