当院のブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は私も含め様々な医療従事者にとって必需品である「聴診器」
について書いていきたいと思います。
「聴診器」というと患者さんの胸に当てて心臓の音を聞いたりするために使いますよね!
この「聴診器」ができた背景にはある理由があったのです。
それは、女性の胸に対する配慮です。
「聴診器」ができる前は医師が聴診するために患者さんの体を指先で叩いてその音を聞いたり、
直接患者さんの胸に耳を当てて音を聞いたりするしかなかったのです!
しかし、女性相手に直接胸に耳をあてるのはためらわれますし、
胸が大きい場合は上手く聞き取れないという難点があったわけです。
そんな中1815年にフランスの医師ラエンネックが、
子供たちが木の棒の端を耳に当て音を聞いて遊んでいるのにヒントを経て
紙を筒状にして女性の胸に当てて聴いてみたところ、
「心臓の音がハッキリ聞こえた!」のです!
ラエンネックはすぐさま筒状の道具を清作し聴診器の原型ができそれに改良を重ねて
聴診器ができたわけです!
やはりかつての天才達のひらめきは凄かったんですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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